みなさんこんにちは!管理栄養士の山本です。
全身の入口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きるスタートであり土台です。
私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣など、様々なテーマで毎月ブログにてお届け致します。
普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。
よろしくお願いします♪
今回は2月ということでバレンタインがあるので、チョコレートについてお伝えします☺️

イベントやブレイクタイムに欠かせないチョコレート。その濃厚な甘さやカカオの香りは私たちを幸せにしてくれますが、歯科の現場では「虫歯の原因になるのでは…」というイメージがつきまといがちです。
今回はチョコレートとお口の健康の関係を解説し、健康を意識しながらチョコレートを上手に楽しむための方法をご紹介します!!
1. 虫歯リスクの真実:問題はカカオではなく「砂糖」
まず、虫歯の直接的な原因となるのは、チョコレートに含まれる「砂糖(スクロース)」です。口腔内のミュータンス菌と言われる菌がこの砂糖を取り込み、分解する際に酸を作り出します。この酸が歯のミネラル(カルシウムやリン)を溶かす現象が「脱灰(だっかい)」であり、これが進行すると虫歯になります。
🚨 虫歯リスクを高めるチョコレートの特徴
- 砂糖の含有量が多い: ミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど。
- 口の中に留まる時間が長い: ヌガーやキャラメルなど、ネバネバして歯に詰まりやすいもの。
- 食べる頻度が高い: 少量でもだらだらと食べ続けることで、お口の中が酸性の状態(脱灰しやすい状態)が続きやすくなります。

2. 「カカオの力」
一方で、カカオ豆そのものには、お口の健康にとって嬉しい成分がたくさん含まれています。

🔹 カカオポリフェノール
カカオの苦み成分であるカカオポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持つことで知られています。また歯垢(プラーク)の形成抑制を抑制し、プラークの付着を抑える働きも期待されて
います。
🔹 フッ素の含有
カカオ豆には、歯質を強化するフッ素が微量ながら含まれていることも分かっています。
👉 ポイント:これらの効果を得るためには、砂糖が少なくカカオ含有量が多いハイカカオ(高カカオ)チョコレートを選ぶ必要があります。
💡 さらに意識したいこと
チョコレートを食べるだけでなく、日々の食生活でよく噛む食品(野菜やきのこ、海藻など)を意識して摂り、唾液の分泌を促すことも大切です。唾液は天然の洗浄液であり、お口を中和し、歯を守ってくれる最強の味方です。
💡まとめ
チョコレートは、選ぶ種類と食べ方を工夫すれば、決して「悪者」ではありません。
ご自身のライフスタイルに合ったチョコレートの楽しみ方を見つけて、健康で美味しい毎日を送りましょう!



1 月食育ブログ『噛む力を育てよう!』










1日にとるべき亜鉛の量は年齢によっても異なりますが、成人男性で10~12mg、女性で8mgだと言われています。ですのでこの量以上は注意が必要です。






