五月病に気をつけましょう

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

普段の生活にお役立ていただけたら幸いです🔅

よろしくお願いします♪

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みなさんこんにちは。歯科管理栄養士の宮本です🙂

気がつけば早いもので、もう5月ですね。

新年度から1ヶ月が過ぎ、新しい環境になられた方も少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。

同時に、そのタイミングにGWの連休となり、疲れがどっと出てくる時期でもあります😢

いわゆる「五月病」と呼ばれるものです。

食欲不振や無気力、不眠、イライラなど体調不良を訴える方が多い季節でもありますね。

実はこの「五月病」…歯周病と深い関係があると言われています💦 

 

 

 

 

 

 

✍️歯周病

食欲不振や無気力など、体調が優れない時は唾液の分泌が少なくなり、それに伴い歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。

また、歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気なので、体が弱っているこの時期に感染も進みやすくなってしまうのです。

✍️歯ぎしり

自律神経の乱れが関係しているとストレスを感じやすくなります。そのストレスによる症状の一つが「歯ぎしり」です。

また、ストレスで神経も過敏状態になるので、歯の痛みが生じる場合もあります🦷⚡

✍️嚙み合わせ

ストレスを受けると無意識に歯を噛みしめてしまうことがあります。

歯に過剰な力が加わることで嚙み合わせが悪くなる上に、エナメル質が摩耗されて知覚過敏を引き起こしてしまう場合もあります😰

🌼五月病のダメージを受けない、健康な口内環境を作るためのポイント🌸

🔴よく噛んで食べる習慣をつけましょう

唾液が少なくなると最近が増殖し、むし歯や歯周病、歯の表面への汚れの付着などが進んでしまいます。

よく噛んで食べることで、唾液の分泌を促進することができます。

また、ストレスが溜まったり、忙しく時間がないと早食いとなりがちです。

忙しくても食事時間をしっかり確保し、ゆっくりとよく噛んで食べて、口の中が乾かないよう意識しましょう!

🔴自律神経を整える。

体を温めて新陳代謝を上げ、副交感神経が優位になる時間を作りましょう。

食物繊維を多く含む食べ物や酸っぱいもの、辛いものには副交感神経の働きを促してくれます。食べ過ぎには注意ですが、ぜひ普段の食事に取り入れてみてください☺

疲れを溜めないように、お休みの日にはゆっくりと休んで気持ちを切り替えていきましょう♪