全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。
私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。
普段の生活にお役立ていただけたら幸いです🔅
よろしくお願いします♪
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みなさんこんにちは。歯科管理栄養士の瀬野です
6月は食育月間ということをご存知でしたか?
理由は食育基本法が2025年6月に制定されたことや、新学期や新生活が落ち着き始める6月が国をあげて取り組みやすい時期だからだそうです!
今回は当院でお子様にお話している食育の一部をご紹介します。
お子様のお口の機能を発達させるためには、、
☝️前歯でかみちぎること
☝️奥歯ですりつぶすこと
☝️舌で返すこと
この3つがポイントです!
☝️前歯での噛みちぎりについて🦷
【メリット】
前歯で噛みちぎることができると、3つの良いことがあります。
①口輪筋を鍛えられる
口輪筋とはお口の周りの筋肉のことで、口輪筋が鍛えられることによって、お口がぽかんとあいてしまうのを防ぐことができます。
②歯根膜感覚の学習
前歯で噛みちぎる感覚が、歯根膜をセンサーにして脳に伝わり、次の咀嚼を引き出します。
③量的感覚を取得
自分の口のキャパシティを学習して一口量が分かるようになり、口への含みすぎを防ぐことができます。
【食事の工夫】
✅大きいままで
✅長いままで
✅小さいものは巻いて
前歯で噛みちぎるにはそれなりの大きさや長さが必要です。食材を小さく切りすぎないよう大きいままで食卓に出してみたり、野菜などはある程度スティック状にしてそのまま食べさせてあげるのも方法の一つです。
また、バラバラ食材などはベーコンやお肉で巻いてみて前歯で噛みちぎれる環境を作ってみてください!
その他の☝️奥歯ですりつぶすこと☝️舌で返すことについてや、食事環境のポイントなど、管理栄養士からお伝えさせていただいています。
ご興味のある方はぜひお声がけください😋