全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。
私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。
普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。
よろしくお願いします♪
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みなさんこんにちは☺️歯科管理栄養士の瀬野です。
さて、気温も高くなり夏に向けてダイエットを始めよう!という方もいらっしゃると思います。
厳しい食事制限は効果は期待できるものの、継続させるのは難しいですよね。
今回は、今の生活を少し変えるとどのくらいダイエット効果があるのかお伝えします!
🌱脂肪のカロリー
脂肪を1kg消費するには、約7,200kcalが必要と言われています。
これは脂肪1kgあたりが9kcalなので、そのまま計算すると9,000kcalになりますが、脂肪に含まれた水分などを除外すると、おおよそ7,200kcalとなります。
これを1ヶ月分(30日)で計算すると、1日に240kcalずつ減らすと、1ヶ月で1kgの脂肪が減る計算です。
🌱日常の食事で考えてみると、、、
普段の食事を少し変化させてみることで計算上ですがダイエットすることができます☝️
☑️ご飯を毎食1~2口(寿司1貫分)程度減らした場合
ご飯25g(42kcal)× 3食 × 365日 = 45,990kcal ÷ 7,200kcal = 6.4kg
➡︎1年で脂肪が-6.4kg分!!
☑️おせんべい4枚を2枚に減らした場合
おせんべい2枚分(104kcal)× 365日 = 37,960kcal ÷ 7,200kcal = 5.3kg
➡︎1年で脂肪が-5.3kg分!!
☑️お酒を1本減らした場合
ビール1本(140kcal)× 365日 = 51,100kcal ÷ 7,200kcal = 7.1kg
➡︎1年で脂肪が-5.3kg分!!
あくまでも計算上ですが毎日のご飯や間食、晩酌を少し変えるだけでも差がでるということが分かります。
🌱具体的な目標を立ててみる
ダイエットをする上で、目標を立てることはとても大切です。まずはできることから、1つずつ変えてみましょう。例えば、
⭐️毎日の間食を2日に1回にしてみる 1回200kcal以内!
➡︎年間36,500kcal(脂肪5.1kg)!
⭐️毎日の缶ビール1本(約140kcal) を週5回にしてみる
➡︎年間14,560kcal(脂肪2kg分)!
毎日は難しくても週に1、2回だけでも効果があることが分かります。
さらに!「あと少し」を減らす食習慣は、体重だけでなく歯の健康にも良い影響を与えます。
① 間食を減らすとむし歯予防になる
間食の回数が多いとお口の中が酸性になりやすくなり、むし歯のリスクが高まります。間食を控えることでむし歯予防にもつながります。
② よく噛むことで満腹感がアップ
食事の量を減らすと、物足りなさを感じることもあるかもしれません。そんなときはよく噛んで食べることを意識してみましょう。
しっかり噛むことで満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。また、よく噛むことで唾液の分泌が増え、口腔内を清潔に保つ効果も期待できます。
”あとちょっと”は取り組みやすい分、効果はゆっくりですが、続けやすくリバウンドしにくいためおすすめのダイエットです。また、歯の健康にも良い習慣なので、夏に向けて”あとちょっと”を頑張ってみましょう📣