体調が悪い時の食事🍃

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。

よろしくお願いします♪

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こんにちは☺️歯科管理栄養士の瀬野です💫

2023年、スタートしましたね🎌

皆様にとって素敵な1年になることを願っております✨

みなさん、”正月病”という言葉を聞いたことはありますか?

多忙な年末を過ごし、年越しで食の時間や就寝時間が一定しないことに加え飲酒の機会も多い、そして休みが明けて再び忙しくなるなど、ごくごく短期間内で起きる大きな生活リズムの変化が「だるい」「疲れる」「体が重い」などの症状が出ることを指すそうです。

さらに、室内外の寒暖差も大きく体力も消耗しやすいうえに、流行性のウイルス性疾患に罹患しやすかったりと、何かと体調不良を引き起こす原因があふれています。

 

 

 

 

 

 

そこで、今回は体調が悪い時の食事のポイントについてお伝えします☝️

*咳や喉の痛み😩

炎症を悪化させないために、香辛料や強い酸味・塩分といった刺激物を避けることが大切です。その上で、粘膜の健康維持を助けるビタミンA・B2・Cを積極的に摂取しましょう。咳の症状がひどいときは体力を消耗しやすいため、エネルギーをしっかり補給することが大切です。

【具体的な食べ物】

野菜ジュース、ゼリー、レモネード、柚茶、うどんやおじやなど

*発熱の時😷

熱が出たり、寒気がしたりする時は、まずは水分とエネルギーをしっかり補給することが大切です。経口補水液やスポーツドリンクで脱水症状を補給しましょう。発熱によって消耗しやすいビタミンB1,B2を意識的に摂ると体力の回復を助けます。

【具体的な食べ物】

卵がゆ、卵入り煮込みうどん、湯豆腐、など

*鼻水、鼻づまり😢

粘膜が弱っている状態のため、粘膜の健康維持に役立つビタミンA、Cを意識的に摂取しましょう。また、温かいものを食べると鼻詰まりの軽減も期待できます。

【具体的な食べ物】

具沢山入り野菜スープ(かぼちゃ、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜)、鍋料理など

*お腹の調子が悪い場合😅

下痢や嘔吐がある場合は、水分の排出が多くなることで脱水症が起こりやすいので水分補給が大切です。吐き気で食欲がない場合は無理せず経口補水液やスポーツドリンク、水などを飲みましょう。食欲があれば消化によい食べやすい形状の食事や、整腸作用のある食材を取りましょう。香辛料やコーヒー、炭酸、アルコールなどの刺激物や、食物繊維が多い食材や油脂類は胃腸を刺激するため避けたほうが好ましいです。

【具体的な食べ物】

すりおろしりんご、ヨーグルト、スープ、おかゆなど

気温も下がり体調が崩れやすい時期ではありますが、規則正しい生活に徐々に戻して元気に過ごしましょう!