全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。
私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。
普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。
よろしくお願いします♪
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こんにちは😀歯科管理栄養士の瀬野です。
”よく噛んで食べましょう”という言葉を耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際には意識するだけでは難しく感じることもあるかもしれません。
そこで、今回はよく噛むためにできることを具体的にお伝えします。
まずは調理の工夫です🔪🍳
🌟食材を大きく切る
大きく切ることで噛む回数が自然と増えます。加えて調理時間もわずかですが、短縮されます!
🌟加熱時間を調節する
野菜などは茹で時間、煮込み時間を短くすることで歯ごたえが残ります。
お肉、お魚などは加熱によりタンパク質が凝固し、噛みごたえが増します
🌟食材の種類を増やす
普段の料理に食材を加えることで、異なる食材の組み合わせで自然と噛む回数が増えます。
(例)ほうれん草のおひたし+ツナ、しらす、コーンなど
🌟味付けを薄味にする
味を感じようとしてよく噛むようになる 塩分の取りすぎも防ぐことができるので健康にも良いです!
🌟噛みごたえがある食材を選ぶ
ごぼう、れんこん、小松菜、切り干し大根、こんにゃく、大豆、きのこ、たけのこなどなど
軟らかい料理には、これらの噛みごたえのある食材を混ぜる噛む回数が増えます!
(例)ハンバーグにれんこんやたけのこ、混ぜご飯にきのこなど
次に食べる際の工夫です🍽
🍀飲み込んでから次の食べ物を口に入れる
🍀口に食べ物が入っている間は水分を取らない
🍀家族や友人と一緒にゆっくり20分くらいかけて食べる
🍀ながら食べをしない!
以上、盛り沢山にお伝えしましたが、よく噛むことはお口の中だけでなく食べ過ぎを抑えて肥満の予防になったり、脳の発達、認知症予防といった全身に良い影響を及ぼします。
ぜひできることから始めてよく噛む習慣を身につけましょう✊
当院のYouTubeによく噛むレシピを載せているのでぜひご覧になってください