コロナ対策ミーティング

この度の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、

先日その対策のためのミーティングを休診させて頂き、

スタッフ全員で検討しました。

3密を避けるため、ZOOMを用いてのモニター会議

を行い。

ウイルスとは何か?

コロナウイルスとは?

現在までの知見の整理

その予防法

エアロゾル対策

例えば口腔外バキュームの有効性


(DOCTOR BOOK ACADEMYより出典)

今後の方針、各スタッフにおこなって頂きたいこと。

エビデンスベースでの対策に

これらを1日通して話し合いました。

正しく恐れ、患者と向き合う準備ができたと思います。

現在様々な報道がなされていますが、

1つ言いいたのは歯科が最もリスクの高い職業では無いこと

これはコロナ感染者との遭遇率、感染防護の有無を検討すれば

明らかであり、実際新型コロナと戦っている医療者に失礼な話だと

思います。

かといってもちろん私たちにリスクが低い訳では無い

(患者さんのリスクは3密避ければ低い)

そのために出来うる最大限の防御と知識の共有は図っております。

不要不急も本当は必要なメンテナンスもあるかもしれません。

そこが診断であり、ライセンスを持つものの覚悟が問われる

ところだとスタッフには話しております。

また現在スタッフには毎日検温をお願いしておりますが

、当院でもし感染の疑わしいものが出た場合は、

すぐに休診させて頂きますので、あらかじめご容赦

頂きますようよろしくお願い致します。

またGW中はさらなる対策のため休診させて

頂きますようお願い致します。

歯の妖精はコロナにかからない

自然もコロナに感染しない。

心は感染しないようにスタッフと

助け合っていきたいと思います。

院長 大井手 和久

 

 

 

今歯科にできること

コロナウイルスの流行感染がいよいよ広島でも

始まり、皆様不安な日々をお過ごしかと思います。

当院でも、スタッフにうがいや手洗いの励行、検温

換気、また新たな感染予防器具としてEPIOSの導入

を行い、患者さんにもうがいと手指消毒をお願いを

するなど対策に追われています。

また休みの日の3密行動を避けてもらうように

スタッフにもお願いしております。

3密を避けるがなぜ大切かはワシントンポストの記事

がわかりやすく書かれています、

感染予防の掲示のために、スタッフの書いた飾りを外さないと

いけないとか、キッズルームのおもちゃを撤去しないといけない

とか私たちが大切にしてきた感性の部分をすり減らさないといけない

現状が悲しいです。

私たちが感性を大切にしてきたのはそれが人間に

しかできないことだから。

絵を見て美しい思うのも、桜を見て美しいと思うのも人間にしかできないこと

きっとそれが患者さんの不安を減らしてくれる。

そういう思いで一つ一つの備品を丁寧に選んできました。

他にも大好きなカープの試合が見れないとか、大好きな飲食店

さんがお客が減ったと嘆いてるとか、私たちの文化的な生活が

妨げられている現状に腹ただしさを覚えます。

だから尚更私たちは一つになるべきときじゃないかと

思っております。

今できることを最大限やろう。

コロナは未知の病だから確実な対策はない

なので効果がわからないことでも先手をうって

やっていくことが大切と京都大学の山名教授

おっしゃってます。

歯科の私たちが皆様にできることは情報提供しかございません

政府専門家会議副座長 尾身茂先生は先の山中教授との対談

の中で、「感染しても多くの人では症状が無かったり

軽症で済むのは、自然免疫が関与しているかもしれません。」

とおっしゃってます。

つまりワクチンがない現状、

自らの免疫を上げることがキーワードに

なるかもしれません。

そこでご紹介したいのが福岡のみらいクリニック

今井一彰先生が紹介されているあいうべ運動です。

実際インフルエンザの罹患率が下がった

との報告があるので、やる価値はあるかと思われます。

また、食事も大切になります。

栄養不良の状態では、種々の免疫機能が低下する

ため、感染症にかかりやすくなり、重症化、

治療期間の長期化、合併症が生じやすくなります。

一方、多くの感染症は食欲低下や消化不良の原因と

なり、軽度の栄養不良をより重症化 させ、さらに新たな

感染症にかかりやすくします。このように栄養不良と

感染症はお互いをさらに悪化させる 悪循環を引き起こします。

免疫学の進歩により栄養と感染症の関係が急速に明ら かになっています。

最近ではビタミン D、亜鉛などの免疫 調節作用、感染症に対する作用が

明確になり始め、それ らの欠乏が感染症の罹患リスクにつながっている

可能性 が示唆されています。

ビタミンDと亜鉛この2つを兼ね備えている食物は魚、貝類などだと

当院の管理栄養士が説明してくれました。

みなさん、魚を食べましょう!

もちろん、感染経路の遮断のため手洗い、うがいは

大切です。

保育園の先生が当院の窓に飾られているジェルジェム

を園児が散歩の時に楽しみにしているとおっしゃてました。

また当院の前が園児たちの笑顔で溢れるように

今できることを全力でやろうと思います。

院長 大井手

2020年明けましておめでとうござます!

新年明けましておめでとうございます。

久しぶりの投稿になります。院長の大井手です。

干支も一回りしてして、再スタートということで

社会的な構造変化もさらに進んで行きそうな予感がありますが、

当院においても働き方改革の中で本年より診療を18時、

までとさせていただきまして、ご迷惑を掛ける患者さん

もたくさんいらっしゃるとは存じますが、質の担保を

第一に考えており、そのためにどうしても変えざるを

得なかったところで、より一層質の向上に努めて

参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

あいおい通り歯科クリニックは本年も、

①常に勉強を続けます。無知は暴力に成りかねないから

②新しい設備を積極的に導入します。スタッフにも患者さん

にも自分にも最高の環境で仕事がしたいから

③相手を大事にし、そのために当たり前を大事にします。

相手を大事にしないのは自分を大事にしないのと一緒だから

この3つを軸に医院運営を行います。

昨年末にも新しいマイクロスコープとINBODYという体組成計

を導入しました。またどこかでお披露目します。

また今年は世界の若手を代表するDrと同じ舞台で発表

する機会もいただきました。

今年も研鑽していきたいと思いますので、スタッフ共々

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

日本臨床歯科医学会にて

ご無沙汰しております、院長の大井手です。

滅法忙しくて、つい筆無精になっておりました。

その忙しい理由の一つ、先日金沢で日本臨床歯科医学会の合同例会

にて、中国地方代表として発表させて頂く機会がありました。

各地方から予選を勝ち抜いた代表が、包括的に対応した症例について

講演し、著名な先生方の前で審査していただき、議論するという趣旨

で、600人前後の聴衆が集まり。その中で発表させて頂くことは

光栄ながらこれまでにない緊張感を伴うものでした。

こちらの模様は歯科医師向けサイトWHITE CROSSにても特集されてますので

興味のある方は見てみてください。

発表後は多数の先生から賞賛いただき、また論文を送って欲しいなど、

全国の先生と交流を図れたのものいい経験になりました。

ただまだプレゼンテーション慣れはまだまだです。

今後この反省とともにまだまだ成長していけたらと思います。

応援してくれた家族、スタッフ 症例提供に快諾していただいた

患者様、代表に選んでいただき、練習にお付き合いしてご指導いただいた

日本臨床歯科医学会広島支部の皆様に深く深く感謝します。

院長 大井手 和久

SJCDサマーセミナー イタリアベローナ

先月末に、医院にお休みを頂いて、イタリアベローナにて開かれた

日本臨床歯科医学会の国際学術大会に参加してきました。

DR.コルテリー二をはじめとする、各分野を代表する4人の先生のセミナー

を同時に受けれる機会はまたとなく、開業10年頑張ったしということで、

1週間お休みを頂きました。

なんとなく気持ちが落ち着かなく、半分頭が日本に

持って行かれてたのですが、講義が始まるとすぐに気持ちは

引き込まれてしまいました。

イタリアは今歯科医療の最先端と言われている国で、

10年前、ロサンゼルスに入った時のように今の立ち位置

を知りたいというのもあったのですが、

イタリアの方たちは非常に親切で、なんとなく治療の方向性も

日本に近く、抜いてインプラントとかじゃなく何とか歯を残そうとか、

そういう演歌的な要素があり、共感を覚えました。

ただ一人一人の科学ではなく手技的なこだわりは凄まじく

感動的で、目にしっかりと焼き付けて来ました。

一人目ラバンカは教授で今度解剖学の本を世界中に出版予定、インプラントの基礎を見直す話でした。

2人目Drコルテリー二 今回の私の中での目玉で今、骨を再生する治療法で世界一

と言われる方で、再生療法を成功させるための要件や自身が開発した手術法の歴史と最新の手術法の優位点についての説明がありました。

話が非常にわかりやすく、尚且つかなりインパクトのある症例をみせていただき。

症例を選ぶものの、M?MISTという彼の開発した新しい方法は是非当院でも取り入れたいと思います。

3人目のフラジャー二は審美デジタル分析の話で、先月のクリスチャンコーチマンと似たような話ですが、微妙な差異とイタリヤ人の様式美が興味深く思いました。

最後を飾ったのはシュプレヒコ先生で、最新の接着修復やデジタル技術の

話でしたが、彼が見せた最後の症例は戦争孤児の笑顔を取りもどさせた症例は

感動的で、お金がない彼女のを経費をかけずに知恵と技術でカバーしてみせ、

またその技術も驚異的ですが、発想に驚かされました。

会場はスタンディングオベーションに包まれ、皆涙を浮かべていました。

患者のために考えるということを教えていただいた気がしました。

夜は全国から来た先生と懇親を深めたのですが、受けている先生も

高名な先生ばかりで、そこで教えていただいた話も非常に熱く、掛け替えのない時間

となりました。

最後の1日はベネチアに観光に

細部にまで装飾がされた寺院にイタリア人の気質を見た気がしました。

本などよりも何倍もの情報量で、本当に良い経験をさせていただきました。

行かせてくれた、患者さま、スタッフ、小さい子がいるのに送り出してくれた

家族に本当に感謝します。

 

10周年を迎えました!

おかげさまで本日をもちまして、

当院は10周年を迎えることが出来ました。

この10年を振り返ると、あの頃に戻りたいとは思えない

ほど、それなりに努力はしてきたなあと感慨深いものが

ありますが(笑)

最初2人のスタッフと2台の診療台で始めた医院も

今ではスタッフ11名と診療台5台とそれなりに

規模もそれなりに大きくなりました。

開業した頃は応援してくれた人もたくさんいましたし、

「あそこは何やっても潰れるとこだ」なんて批判も受けましたし

(それはそれで力になりましたけど・・・)

たくさんの別れもあり、たくさんの素晴らしい出会いもあり、

達成できたこともあれば、達成できなかったこともあります。

あっという間のような気もしますが、もう戻れないくらいに

ずいぶん遠くまで来てしまった気もします。

ここまでこれたのは支えてもらったというよりは

もっとささいな、関心を寄せて頂いた人たちが

いてくれたおかげで、

今までにない自分らしい歯医者をつくろうという

思いに、その1歩に、

ほんの小さな興味を持っていただけた

人たちが動いてくれたから今の自分と

医院があります。

そんな関心を作り続ける

引っかかりをつくるトゲをもつことが

この医院のこの医院である理由だと思います。

今やそのトゲは私だけでなくスタッフも

協力してくれいろんな色をつけてくれます。

たとえかっこよくなくとも

それが新たな関心を生み、大きな輪につながり、

結果それが健康に繋がれば良いなと思います。

過去の道のりはこれからの行方を示してくれます。

次の10年に向けてまた1歩踏み出します!

院長 大井手 和久