ヘルシーパス”のセミナーを受けました!

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。

よろしくお願いします♪

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こんにちは😁歯科管理栄養士の瀬野です

今回は先日スタッフで受けたセミナーの内容についてお伝えします。

ヘルシーパスという医療機関専用サプリメントを扱ってらっしゃる会社のWEBセミナーを受けさせていただきました。内容は、「歯科疾患と栄養素」についてです。

皆さん、普段栄養は十分に摂取できていますか?現在の日本人の栄養状態は、端的に言うと「よくない」そうです。これは高齢者の増加や加工食品の蔓延が原因の一つであると考えられています。全身の栄養状態と口腔内の状態は双方向に影響しています。そのため、栄養を十分に摂れていないと口腔内にも悪影響を及ぼしてしまいます。

歯科で役立つ栄養素として3種類紹介がありましたのでお伝えします☘

①ビタミンC

ビタミンCの生体内の役割はいくつかありますが、歯にとって重要な働きは『コラーゲン生成促進』です。歯周組織のコラーゲンは高速で交代します。そのため、コラーゲンの合成不足すると歯肉の崩壊や歯の欠損などにも繋がります。

歯周組織に与えるビタミンCの働きは他にもこのような点が挙げられます。 

 

 

 

 

 

 

 

②ビタミンD

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を高め、骨や歯を強くする働きがあります。

ビタミンDは紫外線を浴びると体内で増加する栄養素です。コロナ禍で感染予防のために外出を減らし、屋内で過ごす時間が長いことが原因の一つで、ビタミンDが不足している人が多いそうです。

③亜鉛

亜鉛は酵素反応の活性化やホルモンの合成などに必要な栄養素です。

亜鉛が不足すると食べ物の味が薄く感じられたり、舌がヒリヒリしたり、口内炎ができやすくなったりとさまざまな症状を引き起こします。

口腔内の歯、歯茎、粘膜などは食べ物から吸収した栄養素でできています。

むし歯や歯周病、歯の欠損によって食べられる食材が減ると、口腔内の疾患の治癒も遅れたり、治療の成果が得難いといった悪循環にもなるのでこれらの栄養素は積極的に摂りたいですね!

すべての栄養素を食事から摂取することは難しいかもしれないのでサプリの活用も手段の一つであると教えてくださいました!

今回セミナーを受けて、スタッフ一同、自分自身の食生活を見直したり、健康について改める良い機会となりました🌻

学べる環境に感謝し、これからも皆さまの健康に役立てるよう頑張ります!