全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。
私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。
普段の生活にお役立ていただけたら幸いです。
よろしくお願いします♪
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みなさんこんにちは☺️歯科管理栄養士の瀬野です🍄
まだまだ暑さは続きますが、いよいよ秋の到来ですね🌰
秋と言えばスポーツの秋、読書の秋、そして食育の秋!この時期になると体重が増えてしまったり、美味しいものをたくさん食べ過ぎてしまったり、、という方もいらっしゃると思います。
肥満を放っておくと生活習慣病につながる可能性があったり、腰や膝に負担がかかってしまうことがあります。
今回は肥満の対策方法についてお伝えします。
まずは☝️皆さんご自分の体重や、標準の体重はご存知でしょうか?
肥満度の判定は、BMI(Body Mass Index)という指標を用います。
BMIを求める計算式は、
BMI(kg/m²)=体重(kg)÷[身長(m)]²
身長の単位は「m」です!
身長170cm 65kgの方の場合 BMIは
65(kg)÷[1.7(m)]²=22.5 普通体重
BMIが25を超える方は注意が必要です。まずは25未満を目指しましょう。
👆体重を増やさないよう、適正体重を維持する食事のポイントです。
①夜間に食べすぎないようにする
脂肪を蓄積する働きのあるたんぱく質が夜間に多く作られるため、夜は太りやすい時間帯です。
②1日3食、規則正しく食べる
朝食を抜く、夜中に食事をするといった不規則な食事の習慣は、生体リズムを乱し、内臓脂肪蓄積の原因になります。
③ゆっくりよく噛んで、食事に時間をかける
食べ始めてから脳の満腹中枢が働くまでは約20分かかるため、よく噛んでゆっくり食べることが過食の防止につながります。
④栄養の偏りなく、バランスよく食べる
同じものばかり食べるなど栄養に偏りのある食生活は太りやすい体を作ります。近年、日本は欧米型の食生活の影響で動物性脂肪の摂取が増えています。糖質、たんぱく質、脂質に加え、ビタミン、ミネラルも積極的にとることが大切です。
⑤アルコールは適量に
アルコール1gは約7kcal。ビール350mlで150kcal、日本酒1合で200kcal、ワイングラス1杯で100kcalと意外と高カロリーです。加えて、中性脂肪を増やす作用もあります。また脂質や蛋白質の多いつまみを摂りがちなため、内臓脂肪を増やす大きな原因となっています。
食べ物が美味しい季節ですが、食べ過ぎないよう、食事のバランスを意識してみてください🍁