夏太りにご用心!

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

普段の生活にお役立ていただけたら幸いです🔅

よろしくお願いします♪

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みなさんこんにちは。歯科管理栄養士の宮本です😊

毎日とても暑い日が続いていますね😥皆さん夏バテなどされていないでしょうか?

夏はたくさん汗を掻いて基礎代謝が上がり、痩せやすくなるというイメージをもっている方も多いかもしれません。

しかし、実際にはその逆で基礎代謝は下がり、夏は太りやすい季節と言われています。

そこで今回は「夏太りの原因と対策」についてお話します☝️

☀️夏太りしやすい原因とは?☀️

【そもそも夏は代謝が落ちる時期】

夏太りとは、気温の高い夏の時期に体重が増えることを指します。

冷房の効いた部屋で過ごすことが多く、運動不足である場合、自律神経が乱れて基礎代謝が下がってしまいます。

その結果、夏太りしやすいと言われています💦

【余計な水分、冷たい飲み物を取り過ぎる】

気がつかないうちにカロリーを多く摂っていたり、内臓の冷えを招いて水分代謝が上手くいかなくなり、むくみや体重増加を起こしやすくなります。むくんでしまったら「カリウム」の多い食品を摂りましょう。汗を掻くことが多い夏は、汗と一緒にカリウムが奪われ、むくみやすくもなりますので積極的に摂るようにしましょう。

(カリウムはスイカ、メロン、バナナ、アボカド、ほうれん草、きゅうり、昆布、大豆などに多く含まれています)

【糖質が多くなる】

そうめんなどの麺類・アイス・ゼリーなど糖質の多い食事は、ビタミンB1がどんどん使われます。しかし汗を掻くことで水溶性のビタミンB1も失われるため、ますます体内で不足がちになります。結果、エネルギーへと上手く変われなかった糖質は、脂肪として体に蓄積されます。

☀️夏太りを防止しましょう!☀️

【ビタミン・ミネラルをしっかり補給しましょう】

夏は汗で失われやすいビタミンB1・B2が不足しがちです。意識して摂るようにしましょう。

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【飲み過ぎに注意】

冷たいものは、内臓を冷やし代謝を低下させるため、なるべく常温や温かい飲み物を摂りましょう。清涼飲料水やスポーツ飲料はエネルギーや糖分が多いものもあり、注意が必要です。

夏のビールも飲み過ぎには気を付けましょう。

【湯船に浸かる】

シャワーのみで済ませず、夏こそ湯船に入ることが大切です。湯船に浸かり、体を温めることで代謝が上がり、自律神経も整います。

38~40℃のぬるめの湯に、少し汗が出てくるまで浸かると◎!

【睡眠の質を上げる】

エアコンや扇風機などを活用し、寝苦しい夜の睡眠環境を整えることが大切です。

また、良い睡眠のためには就寝の2時間前までにスマホやテレビ、パソコンの使用を終わらせることが推奨されています。

夏太りを放ったまま秋に突入してしまうと、秋の食欲増加やお正月太りも積み重なり、体重は増え続けてしまう可能性も・・・💦

頑張りすぎる必要はありませんが、原因と対策を頭に入れて少しでもリスクを減らしておきたいですね☺️☀️