オーラルフレイルについて

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

普段の生活にお役立ていただけたら幸いです🔅

よろしくお願いします♪

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みなさんこんにちは。歯科管理栄養士の瀬野です☺️

「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか??

「フレイル」とは加齢により心身が老い衰えた状態を指し、大きく「身体的フレイル」「精神、心理的フレイル」「社会的フレイル」の3種類に分けられます。

「オーラルフレイル」とは、口腔機能が衰えた状態を指します。かむ力の低下や舌の動きの悪化が食生活に悪影響を及ぼし、身体機能の低下につながります。さらには滑舌が悪くなり、人と楽しく食事が出来なくなって閉じこもったりと、人や社会の関わりが減ってしまうことで心理的、社会的にも悪影響を及ぼすと言われています。

今回はオーラルフレイルを予防するための、食事のポイントを紹介します!

👆よく噛んで食事をする

よく噛むことで口の周りの筋肉が鍛えられます👄具体的には、、、

・お肉や野菜など、噛みごたえのある食材を取り入れる

・具材を大きめにカットする、加熱時間を短めにして歯ごたえを残す

・生野菜やナッツなど食感のあるものを食べる などです。

👆たんぱく質、エネルギーを積極的に摂取する

低栄養を防ぐためにたんぱく質とエネルギーは必須です!!

・たんぱく質・毎食たんぱく質を取り入れる

お肉やお魚など、毎食手のひら1枚分のタンパク質を摂ることが目標です。

・ヨーグルト、チーズケーキ、プリンなど間食で補うこともできます。

・市販の栄養補助食品なども活用してOK!

・バターやオリーブオイルなど、油脂類でカロリーアップ など

食べこぼしがあったり、むせやすい、口が乾燥しやすいなどの症状がある方はオーラルフレイルが始まっている可能性があります。

オーラルフレイルを予防するために、日々の食事を見直してみましょう!

口の筋肉を鍛えるトレーニングもいくつかあります!

興味がある方はスタッフに聞いてみてください😁

間食の取り方について🍙

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明けましておめでとうございます🎍

本年も宜しくお願い致します🎌歯科管理栄養士の瀬野です☺️

今回は間食の取り方についてお伝えします。

みなさん、頻繁に間食はとりますか?日々の楽しみで甘いものなど食べる方も多くいらっしゃるかと思います🍪今回は適切な間食の取り方についてお伝えします。

間食とは、食事(朝食•昼食•夕食)以外に摂取する食べ物と飲み物のことです。間食をとることで、食事だけでは足りない栄養素やエネルギーを補うことができるのに加え、生活の中の楽しみとして、心身のリフレッシュや気分転換にもつながります。

誰もが「控えた方が良い」または「積極的に摂った方が良い」というわけではなく、ご自身の食事量や体調に合わせて、間食の内容や量、頻度、タイミングを工夫し、上手に活用しましょう。

間食の取り方のポイント

⭐️1日200kcalまでに。

成人の間食の目安量は、一般的に、1日のエネルギー量の1割程度にあたる200kcalと言われています。洋菓子だとプリン1個、シュークリーム1個がそれぞれ200kcal程度です。ショートケーキなどカロリーが比較的高めなおやつを楽しみたい時は、階段の昇り降りをしたり、一駅分歩いたり、体をこまめに動かして消費カロリーを増やすことを意識してみましょう。

⭐️間食を控えた方が良い方は❓

体重増加が気になる方、3食バランスよく食べていてエネルギーや栄養素が足りている方は間食を控えた方が良いかもしれません。食べる量や食べる間食でコントロールしましょう!

*食べ過ぎを防ぐ工夫*

・個包装なども小さいサイズを選ぶ

・食べる分だけ小皿にとる

・買い置きをしないで、食べる時に買いに行く

・ながら食いをやめる

・よく噛んでゆっくり食べる

*低エネルギー、低糖質、低脂質、食物繊維が豊富な間食

・素焼きナッツ

・カカオ成分の高いチョコレート

・ヨーグルト

・焼き芋

・果物

・チーズ

・小魚  などなど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⭐️間食をすすめたい方

1回の食事でたくさんの量が食べられない人、痩せが気になる人、体調を崩して食欲がない人は、食事の中で必要なエネルギーやたんぱく質などの栄養素が不足している可能性があります。そのような場合は以下のような間食をとり、不足しているエネルギーや栄養素を補いましょう

・プリン🍮 1個当たり約190kcal

・カステラ🥮1切れ当たり約110kcal

・バニラアイスクリーム🍨小さめカップ1個あたり約200kcal

間食=太るからダメ!というわけではありません。ご自身の体調や3食とのバランスを考えて間食を楽しみましょう!

 

血圧の管理について

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みなさんこんにちは。歯科管理栄養士の瀬野です☺️

今回は血圧の管理についてお伝えします。

みなさん、ご自身の血圧の数値はご存知ですか?

高血圧の基準は家庭血圧で135/85mmHg以上、診察室血圧では140/90mmHg以上と定義されています。

 日本の高血圧患者は、全体として約4,300万人いると推定されており、日本人のおよそ3人に1人が高血圧という状況です。もはや国民病といっても過言ではありません。高血圧を放置していると、心疾患や脳卒中を起こす可能性が高まります。しかし、自覚症状がほとんどないゆえに、積極的に治療を行わない人も多いのが現状です。

◎高血圧対策の食事

単体の栄養素を補給するだけでなく、食事内容全体を改善することで血圧の降下作用をもたらします。今回は具体的な高血圧対策の食事についてお伝え致します。

*DASH食を参考に

DASH食とは1990年代にアメリカで提唱された、高血圧予防・改善を目的とした食事方法で、その特徴は大きく分けて2つあります。

①ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム)や食物繊維、たんぱく質(血管を丈夫に保つ)を増やす

②飽和脂肪酸やコレステロールを減らす

これらの増やす栄養素と減らす栄養素を組み合わせることで、体から余分な塩分を排出することを促します。

*「うま味」や「風味」を取り入れて減塩食に

食塩の摂取量は 6g/日未満が推奨されています。 減塩食は単に食塩を減らすだけではなく、「だしのうま味」 や「他の食材の風味」を活用すると良く、かつおだしに含まれるアミノ酸やペプチドには降圧効果が期待できます!レモンやすだちなどの酸味、カレー粉やマスター ドなどの香辛料、しそ・ねぎ・生姜・にんにくなどの薬味を 上手に利用することで素材を引き立て、より美味しく味わうことができます。

*味噌や醤油に血圧降下が、、?

発酵調味料である味噌や醤油は食塩の含有量が懸念されていますが、血圧降下作用も知られています。味噌に含まれる「褐変物質メラノイジン」の抗酸化作用 や「大豆イソフラボン」の降圧効果、さらに血管を広げる因子など複数の活性因子が総合的に機能した結果、味噌には血圧降下作用があると考えられ ており、今後のさらなる研究に期待されています。

 ちなみに、味噌の食塩含有量は 5~13%程度なので、味噌 汁一杯分では食塩は約 1g 程度です。

また、醤油に含まれるペプチド(アミノ酸がいくつかつながった成分)には降圧作用が期待されるものがあります。 ACE 変換酵素阻害ペプチド高含有の醤油」はヒト試験において血圧降下作用が確認されたとの報告があり、特定保健用食品にもなっています。

以上のポイントより、食物繊維が豊富で、飽和脂肪酸、コレ ステロール控えめの和食に「だしのうま味」や「風味」 「発酵調味料」を上手に取り入れることが高血圧対策の 食事としておすすめです。

ヘルシーパス”のセミナーを受けました!

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こんにちは😁歯科管理栄養士の瀬野です

今回は先日スタッフで受けたセミナーの内容についてお伝えします。

ヘルシーパスという医療機関専用サプリメントを扱ってらっしゃる会社のWEBセミナーを受けさせていただきました。内容は、「歯科疾患と栄養素」についてです。

皆さん、普段栄養は十分に摂取できていますか?現在の日本人の栄養状態は、端的に言うと「よくない」そうです。これは高齢者の増加や加工食品の蔓延が原因の一つであると考えられています。全身の栄養状態と口腔内の状態は双方向に影響しています。そのため、栄養を十分に摂れていないと口腔内にも悪影響を及ぼしてしまいます。

歯科で役立つ栄養素として3種類紹介がありましたのでお伝えします☘

①ビタミンC

ビタミンCの生体内の役割はいくつかありますが、歯にとって重要な働きは『コラーゲン生成促進』です。歯周組織のコラーゲンは高速で交代します。そのため、コラーゲンの合成不足すると歯肉の崩壊や歯の欠損などにも繋がります。

歯周組織に与えるビタミンCの働きは他にもこのような点が挙げられます。 

 

 

 

 

 

 

 

②ビタミンD

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を高め、骨や歯を強くする働きがあります。

ビタミンDは紫外線を浴びると体内で増加する栄養素です。コロナ禍で感染予防のために外出を減らし、屋内で過ごす時間が長いことが原因の一つで、ビタミンDが不足している人が多いそうです。

③亜鉛

亜鉛は酵素反応の活性化やホルモンの合成などに必要な栄養素です。

亜鉛が不足すると食べ物の味が薄く感じられたり、舌がヒリヒリしたり、口内炎ができやすくなったりとさまざまな症状を引き起こします。

口腔内の歯、歯茎、粘膜などは食べ物から吸収した栄養素でできています。

むし歯や歯周病、歯の欠損によって食べられる食材が減ると、口腔内の疾患の治癒も遅れたり、治療の成果が得難いといった悪循環にもなるのでこれらの栄養素は積極的に摂りたいですね!

すべての栄養素を食事から摂取することは難しいかもしれないのでサプリの活用も手段の一つであると教えてくださいました!

今回セミナーを受けて、スタッフ一同、自分自身の食生活を見直したり、健康について改める良い機会となりました🌻

学べる環境に感謝し、これからも皆さまの健康に役立てるよう頑張ります!

 

カフェインは体に良い??

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こんにちは😁歯科管理栄養士の瀬野です。

今回は”カフェイン”の摂取についてお伝えします。皆さんの中には毎日コーヒーを飲まれる方もいらっしゃるのではないのでしょうか。カフェインが含まれているもので代表的な飲み物がコーヒー、その他は紅茶、緑茶、エナジードリンク、コーラなどがあります。

ではカフェインを摂取すると体にはどのような影響があるのでしょうか。

【メリット】

・カフェインの適度な摂取(1日300mg~400mg コーヒーなら3~4杯分)は心臓疾患リスクの低下や、集中力の向上などの有益な効果があると言われています。

・コーヒーには抗酸化物質や、血圧の低下に役立つカリウムも含まれています。

・ある研究では、カフェインが運動能力を高めることを示しています。

【飲み過ぎても大丈夫?】

一方で、カフェインを1日600mg以上摂取すると、不安や胃のむかつき、血圧の上昇の原因になることがあります。

また、就寝前6時間以内のカフェインは睡眠を妨げ、排尿の必要性も出てきます。

【歯科との関係】

コーヒーを飲むと歯が黄ばんだり茶色くなったりしますが、それはコーヒーの色がそのまま着色したわけではありません。コーヒーに含まれるカフェインが、歯の表面のタンパク質の膜である「ペクリル」と結合してステインになり、着色汚れに繋がります。

この「ペクリル」は、歯のエナメル質を守ったり再石灰化を促進したりする役割がありますが、食べ物の色素や食べかす、細菌などが付着しやすい特徴があり、カフェインと結合するその色素などが付着しやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

コーヒー1杯(100ml)にカフェインはおおよそ60mg含まれています。適量の摂取は問題ないですが1日5杯以上は飲まないよう気をつけましょう☕️

また、着色が気になる方はカフェインを多く含む飲み物を避けるか、飲んだ後はなるべく早めに歯磨きをする、歯医者での定期的なクリーニングを受けましょう🦷

 

食欲の秋!秋の肥満対策について🍁

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みなさんこんにちは☺️歯科管理栄養士の瀬野です🍄

まだまだ暑さは続きますが、いよいよ秋の到来ですね🌰

秋と言えばスポーツの秋、読書の秋、そして食育の秋!この時期になると体重が増えてしまったり、美味しいものをたくさん食べ過ぎてしまったり、、という方もいらっしゃると思います。

肥満を放っておくと生活習慣病につながる可能性があったり、腰や膝に負担がかかってしまうことがあります。

今回は肥満の対策方法についてお伝えします。

まずは☝️皆さんご自分の体重や、標準の体重はご存知でしょうか?

肥満度の判定は、BMI(Body Mass Index)という指標を用います。

BMIを求める計算式は、

BMIkg/m²)=体重(kg÷[身長(m)]²

身長の単位は「m」です!

 

 

 

 

身長170cm 65kgの方の場合 BMIは

65(kg)÷[1.7(m)]²=22.5 普通体重

BMIが25を超える方は注意が必要です。まずは25未満を目指しましょう。

👆体重を増やさないよう、適正体重を維持する食事のポイントです。

①夜間に食べすぎないようにする

脂肪を蓄積する働きのあるたんぱく質が夜間に多く作られるため、夜は太りやすい時間帯です。

②1日3食、規則正しく食べる

朝食を抜く、夜中に食事をするといった不規則な食事の習慣は、生体リズムを乱し、内臓脂肪蓄積の原因になります。

③ゆっくりよく噛んで、食事に時間をかける

食べ始めてから脳の満腹中枢が働くまでは約20分かかるため、よく噛んでゆっくり食べることが過食の防止につながります。

④栄養の偏りなく、バランスよく食べる

同じものばかり食べるなど栄養に偏りのある食生活は太りやすい体を作ります。近年、日本は欧米型の食生活の影響で動物性脂肪の摂取が増えています。糖質、たんぱく質、脂質に加え、ビタミン、ミネラルも積極的にとることが大切です。

⑤アルコールは適量に

アルコール1gは約7kcal。ビール350mlで150kcal、日本酒1合で200kcal、ワイングラス1杯で100kcalと意外と高カロリーです。加えて、中性脂肪を増やす作用もあります。また脂質や蛋白質の多いつまみを摂りがちなため、内臓脂肪を増やす大きな原因となっています。

食べ物が美味しい季節ですが、食べ過ぎないよう、食事のバランスを意識してみてください🍁

 

朝食を食べましょう🌞

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こんにちは😀歯科管理栄養士の瀬野です🦷

最近は猛暑日が続いていますね🥵
夏の暑さに負けていませんか😌

ところで、皆さんは毎日朝食を食べていますか??

朝は時間がなくて忙しい、、食欲がなくて、、と食べていない方も多いと思います。

今回は朝食を食べることのメリットをお伝えします。

 

 

 

 

 

①体のリズムを整える…睡眠中に下がった体温が上昇し、1日を活動的に過ごすことができます

②集中力が高まる…エネルギーは睡眠中にも消費されます。朝食で脳に必要なエネルギーを補給することで、午前中の集中力・記憶力が向上します。

③便秘の解消…腸が刺激されて便通がよくなります。

④太りにくい体をつくる…朝食を抜くと昼夕の食事量が多くなりがちです。また、体は余分な栄養素をためこみやすい状態に。3食のリズムを整えることで太りにくい体づくりにつながります。

さらに、、④について肥満と血糖値の観点からみても

肥満と血糖値の関係について、1食抜くことによって痩せると認識しがちですが、摂取カロリーが少ないがために肥満を招くこともあります。なぜなら、空腹状態が長く続くことになり、その結果空腹を満たすために昼食を必要以上に食べてしまう傾向があります。すると血糖値は急上昇しインスリン(血糖値を一定に保つ働きを持つホルモン)が過剰に分泌され、糖を脂肪として溜め込んでしまうことによって体脂肪が増加し、太りやすくなります。

【メニューについて】

朝食を既に食べている方は、さらにメニューも気をつけてみましょう!

ご飯やパンなどの炭水化物だけではなく、代謝を促すためのタンパク質(肉や魚、卵など)を併せて食べることが大切です。さらに、食物繊維、ビタミンが豊富な野菜を食べることで腸内環境を整えることができます。

コンビニに売っている商品でも簡単にバランスよく揃えることができます。栄養素が足りない方は普段食べている朝食にプラス1品を心がけてみましょう。

夕食を多めに作り、朝食に回すというのも工夫の一つです!

💪朝食におすすめのタンパク質…納豆、チーズ、卵、ヨーグルト、鮭フレーク、ちくわなど

10分でも良いので早めに起きて朝食でエネルギーをチャージして気持ちの良い1日を過ごしましょう☀️朝、食欲がないという方は前日の夕食を軽めにしてみると翌朝の食欲も変わってくるかもしれません。

暑さも続きますが、体調を崩されないよう元気に夏を乗り越えましょう🌈

 

歯と水分補給☀️

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こんにちは😀歯科管理栄養士の瀬野です🦷

すっかり暑くなってきて夏到来!ですね🏖

今回は、毎年夏になるとよく言われる水分補給について、歯との関係と一緒にポイントをお伝えします。

水分補給を怠ると、唾液の分泌量が減りお口の中が乾いている状態になります。

そしてお口の中が乾いている状態は雑菌が繁殖しやすい環境となり、むし歯・口臭の原因にもなります。

また、唾液にはお口の中を洗浄する効果があり、お口の中を清潔に保つためにも唾液の分泌を促進する水分補給はとても大切だと言えます。

ただし、歯と口の健康を維持するためには水分であれば何でも良いという訳ではありません。気をつけなければならないのは、飲料水の種類です。水分補給の際におすすめは”水”です!

日常的にお茶やコーヒーを飲む方もいらっしゃると思いますが、摂り過ぎはお口に良くない影響もあります。

*コーヒー、緑茶、烏龍茶、紅茶など

これらに含まれるポリフェノールの成分タンニンが、ステイン(歯の着色汚れ)の原因になります。着色は歯の細菌の増殖を促すので注意が必要です。

歯に沈着した着色物は歯の表面にデコボコをした凹凸があり、歯周病やむし歯菌を吸着しやすい状態にしてしまいます。

また、タンニンは鉄との相性が悪いため、鉄の吸収を阻害してしまいます。

さらに、コーヒーやお茶にはカフェインが含まれているので飲み過ぎは睡眠の質に影響してしまします。

一方で、お茶にはメリットもあり茶に含まれるカテキンが抗酸化作用や殺菌作用があるため、免疫力を保つ働きがあります。摂りすぎると先ほどお伝えしたタンニンが悪影響を与えることもありますので、これらの影響を理解した上でお茶を楽しみましょう☕️

<水分補給のポイント>

・喉が乾く前に、早めに補給する(飲む時間を決めておく)

例)朝目覚めた時、食事の時、おやつの時、夜寝る前など

睡眠中は無意識にかなりの汗をかくため、目覚めの1杯は大切です!

・1度にたくさんではなく、こまめに飲むこと

人は1日に最低でも1.2ℓは水分が必要だと言われています。1回はコップ1杯くらいにしてこまめに飲むことが大切です。

・水は冷やさない

吸収スピードが速い為、体に負担がかかってしまいます。また、冷水は冷え性や便秘の原因にもなるので注意が必要です。日常的に飲むときは、常温か白湯がおすすめです。

日に日に暑さが増していますので水分補給を十分にし、お身体に気をつけてお過ごしください😁

知覚過敏について☝️

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こんにちは😀歯科管理栄養士の瀬野です🦷

今回はみなさんの多くが経験したことのある知覚過敏についてお話します。

【知覚過敏とは】

私たちが一般的にいう知覚過敏とは「象牙質過敏症」です。う蝕や歯髄炎などがないのに、冷たいもや熱いものを口にしたとき、風が当たった時、ブラッシング時などにしみて、一過性の痛みを感じます。原因としては、強いブラシングや歯周病などで歯肉が退縮して象牙質が露出したり、歯ぎしりなどが歯にひびが入ったりすることなどが挙げられます 

 

 

 

 

 

 

 

【知覚過敏とストレス】

基本的には象牙細管が封鎖されて外からの刺激が遮断されれば痛みも消失されるはずです。しかし、さまざまな処置をしても治らないケースも多いのではないのでしょうか。痛覚の経路はいくつかあります。痛みがあると、患部が気になって仕方がなかったり、不安になったりします。これは、痛覚が自律神経系と密接な関係にあるからです。自律神経系のバランスが崩れて知覚過敏を発症している可能性があります。自立神経はストレスや生活習慣の乱れでバランスが崩れてしまいます。

そこで今回は・・・

知覚過敏と関係しているストレスを和らげる方法についてお伝えします。

ストレスを抑えるホルモンにセロトニンがあります。セロトニンが作られるためにはトリプトファンとナイアシンという栄養素がポイントです。

他にも自律神経の鞘を作るのにビタミンB 12が必要ですし、末梢神経の代謝にはビタミンB1、セロトニンを作る際にはビタミンB6や鉄の摂取も重要になります。

具体的な食事のポイントです。

🌱トリプトファン摂取のためにタンパク質の多い食材を取り入れる

→鶏胸肉、チーズ、大豆製品など

🌱ビタミンB群(とくにナイアシン)の多い食材を摂取する

→豆類、乳製品、肉類、緑黄色野菜、レバー、魚類など

🌱経血量が多い方は鉄の多い食材を

→レバー、イワシ、カツオ、赤身肉など

🌱ビタミンB1が不足しがちになるため、糖質の摂取を控える

いまでは4人に1人が知覚過敏症と言われるほどです。原因はさまざまですが、「よくあること」「そのうち治る」と思ってしまい、重要視されないこともよくあると思います。

今回ご紹介した食事のポイントは知覚過敏だけではなく、体調を整えるという点でもメリットがありますのでぜひ参考にしてみてください!

 

口腔乾燥症(ドライマウス)について☘

全身の入り口であるお口の中に入るもの、つまり食べ物や飲み物は、生きる土台でありスタートです。

私たち「歯科で働く管理栄養士」が、歯のお話や食事、生活習慣についてなど様々なテーマで毎月ブログにてお知らせ致します。

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こんにちは😀歯科管理栄養士の瀬野です🦷

皆さんお食事中などに”口の中が乾燥してものが挟まることが増えた”という経験はございますか?

今回は口腔乾燥症(ドライマウス)についてお話しします。

【口腔乾燥症(ドライマウス)とは?】

唾液の分泌が減る、または分泌されなくなり、口腔内が乾燥する症状のことです。人間の唾液分泌量は、1日約1~1.5ℓと言われています。唾液分泌量が減少すると、唾液による抗菌作用や自浄作用の働きが悪くなり、むし歯や歯周病のリスクが高くなったり、口臭が気になったり、嚥下障害を起こしたりします。

 

 

 

 

 

【原因は?】

薬の副作用、ストレスによる自立神経の乱れ、唾液腺の組織障害などが挙げられます。また。常にマスクをしていたり、鼻炎の影響で口呼吸になっていることもあります。

【ドライマウスの方へのアドバイス】

☝️カフェイン飲料(コーヒーや緑茶)の摂取を控え、水を飲む☕️

カフェインの利尿作用によって脱水し、唾液分泌が抑制されている可能性があります。また、若年者に人気があるエナジードリンクはカフェインの含有量が非常に高いため注意が必要です。

👆服用薬を副作用の少ないものに変更できるか主治医に相談してみる💊

副作用として唾液分泌低下が現れる薬の代表例としては抗アレルギー薬、降圧薬、抗不安薬まどが挙げられます。

また、糖尿病の方において、高血糖状態だと糖を含んだ尿が大量に排出されるため、脱水状態になりやすくなります。そのため、血糖コントロールも必要です。

👆こまめに水を摂取する🥛

フレーバーのついたミネラルウォーターは糖質が含まれている可能性があるため、なるべく避けましょう。

👆緊張やストレスを取り除く。難しい場合はビタミンB群の摂取やマグネシウムを摂取する

ビタミンB群:豚肉、鶏肉、カツオ、レバー、ニンニクなど

マグネシウム:あおさ、のり、わかめ、ココア、ナッツなど

👆抗酸化作用のある食品を摂取する

唾液腺障害の原因の一つに活性酸素があります。これに対して抗酸化物質が有効であると分かっています。ビタミンCは身近な抗酸化物質です。その他、アスタキサンチンやコエンザイムQも強い抗酸化作用があります。

ビタミンC:柑橘類、ブロッコリー。ピーマンなど

アスタキサンチン:サケ、いくら、エビなど

コエンザイムQ10:牛肉、鶏肉、ニシンなど

 

 

 

 

 

 

ドライマウスは自分でも気付かないこともあるかと思いますが症状が続くとQOLが著しく低下してしまいます。鼻呼吸を意識することや、栄養面も意識して過ごしてみましょう