今歯科にできること

コロナウイルスの流行感染がいよいよ広島でも

始まり、皆様不安な日々をお過ごしかと思います。

当院でも、スタッフにうがいや手洗いの励行、検温

換気、また新たな感染予防器具としてEPIOSの導入

を行い、患者さんにもうがいと手指消毒をお願いを

するなど対策に追われています。

また休みの日の3密行動を避けてもらうように

スタッフにもお願いしております。

3密を避けるがなぜ大切かはワシントンポストの記事

がわかりやすく書かれています、

感染予防の掲示のために、スタッフの書いた飾りを外さないと

いけないとか、キッズルームのおもちゃを撤去しないといけない

とか私たちが大切にしてきた感性の部分をすり減らさないといけない

現状が悲しいです。

私たちが感性を大切にしてきたのはそれが人間に

しかできないことだから。

絵を見て美しい思うのも、桜を見て美しいと思うのも人間にしかできないこと

きっとそれが患者さんの不安を減らしてくれる。

そういう思いで一つ一つの備品を丁寧に選んできました。

他にも大好きなカープの試合が見れないとか、大好きな飲食店

さんがお客が減ったと嘆いてるとか、私たちの文化的な生活が

妨げられている現状に腹ただしさを覚えます。

だから尚更私たちは一つになるべきときじゃないかと

思っております。

今できることを最大限やろう。

コロナは未知の病だから確実な対策はない

なので効果がわからないことでも先手をうって

やっていくことが大切と京都大学の山名教授

おっしゃってます。

歯科の私たちが皆様にできることは情報提供しかございません

政府専門家会議副座長 尾身茂先生は先の山中教授との対談

の中で、「感染しても多くの人では症状が無かったり

軽症で済むのは、自然免疫が関与しているかもしれません。」

とおっしゃってます。

つまりワクチンがない現状、

自らの免疫を上げることがキーワードに

なるかもしれません。

そこでご紹介したいのが福岡のみらいクリニック

今井一彰先生が紹介されているあいうべ運動です。

実際インフルエンザの罹患率が下がった

との報告があるので、やる価値はあるかと思われます。

また、食事も大切になります。

栄養不良の状態では、種々の免疫機能が低下する

ため、感染症にかかりやすくなり、重症化、

治療期間の長期化、合併症が生じやすくなります。

一方、多くの感染症は食欲低下や消化不良の原因と

なり、軽度の栄養不良をより重症化 させ、さらに新たな

感染症にかかりやすくします。このように栄養不良と

感染症はお互いをさらに悪化させる 悪循環を引き起こします。

免疫学の進歩により栄養と感染症の関係が急速に明ら かになっています。

最近ではビタミン D、亜鉛などの免疫 調節作用、感染症に対する作用が

明確になり始め、それ らの欠乏が感染症の罹患リスクにつながっている

可能性 が示唆されています。

ビタミンDと亜鉛この2つを兼ね備えている食物は魚、貝類などだと

当院の管理栄養士が説明してくれました。

みなさん、魚を食べましょう!

もちろん、感染経路の遮断のため手洗い、うがいは

大切です。

保育園の先生が当院の窓に飾られているジェルジェム

を園児が散歩の時に楽しみにしているとおっしゃてました。

また当院の前が園児たちの笑顔で溢れるように

今できることを全力でやろうと思います。

院長 大井手